しがないボカロPの語り場。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
最近、敵情視察という意味も含めて前より人のボカロ曲を聞くことが多くなった。
そこで思ったバランスという話を一つ。


まず、曲を作っているとAかBか、もしくはCやDやEやFのどれを選択するかという状況に常にさらされる。
「次のコードはAかF♯mか」や「シンバルは1拍目でピッタリ入れるのか少し食い気味で入れるのか」といった具合に。

そのどれを選ぶかが製作者のセンスなのだが、この時に無意識にでも考えているのがバランス。
例えば「この曲ドラムが目立ってて格好いいね」と言われる曲でも、ドラムがメインボーカルの倍の音量で鳴ってるなんてことはない。
それこそがバランスであり、普通はドラムの音量を可能な限り上げたいと思ったら他の楽器の邪魔を決めないギリギリのラインを探すのだ。

ただ、これがボカロ曲ないしはニコニコでの話になるとドラムがボーカルの5倍であっても面白ければ許されるのだ。
そう、極端な話ボカロ曲にはなんの制約もない。

むしろボカロ曲で人気があるものは、この既存の制約をぶち破ったものが多い。
そりゃそうだよね、形にハマったものはCDショップに行けば腐るほど並んでる。
だからお約束を外したものが聞けるというのがボカロの強みの一つだし。

これは作り手側にするとありがたいことで、本当に自由にやりたいことが出来る。
それは作り手側の最大のメリットかもしれない。


ただ、一方でお約束というのは先人たちが築いた財産でもあるんだよね。
今までのお約束を外してまでやったことは、今まで誰もやれなかったわけではなくやらなかったことかもしれない。
正直奇抜なことをやり過ぎて音楽的に気持ち悪くなってる曲さえある。
でもコメントを見ると「今のドラムのフィルイン格好いい!」とか流れてたりする。

そしてニコニコのメイン層と言われる若い世代は分かりやすく奇抜なものを好むという傾向があるのも更に話をややこしくする。


別に奇抜な曲が悪いと言いたいわけでもなく既存のお約束にハマるべきではないと言いたいわけでもない。
結局全てはバランスなのだな、と。
聞いていて良いと思う音楽はこのバランス感覚が非常に優れている。
既存曲にとらわれない新しいことをしてるのに音楽的に破綻せず嫌味もないものを作れてしまう人がいるのだ。


まぁ結論としては、新しいことを受け入れてくれるニコニコとかボカロ曲ってやっぱり面白いなってこと。
でもその土壌の上で何を表現するかは後は作り手のバランス感覚次第。

いつか自分もそんなバランスがよくとれた曲を作れたと思うのでした。

終わり。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する\
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://saigongon.blog.fc2.com/tb.php/15-693ce808
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。